虎になって

虎になっていきる、虎になって眠る

音楽制作について

 音楽制作のハードルはどんどん下がっている。今は無料で音楽制作ソフトが配信されているし、スマホでも曲が作れる。どんな人でも手が出せるからこそ、難しい。ハードルが逆に上がっている、そんなふうに感じるしっぽだ。

 しっぽも暇つぶし程度にGarageBandを開いてみたり、midiキーボードを買ってみたりしたが、まあ難しい。別にいい曲が作りたいとか、誰かに認められたいとかではないので、クオリティはどうでもいいのだが、しかし自分が納得するような曲、フレーズを作るとなるとどうにもいかなくなるのだ。

 こんな感じで、と思い描いたものをそのまま形にすることの難しさを痛感するのであった。

カネコアヤノが強い

カネコアヤノが強い。バンドミュージックばかり聴く傾向の強いしっぽは、どうしてもシンガーソングライターの音楽を聴くことが少ないのだけれど、なんの気なしに聴いたカネコアヤノにハマってしまった。

 

独特な少し粘りのある歌い方とか、理想の日常を抽出したような歌詞とか、たまらない。

めちゃくちゃカッコいい。

 

で、YouTubeでライブ動画を見てみたら、なんと可愛らしい見目をしてる。可憐というか、シュッとした可愛らしさ(何を言っているんだ)。

 

もう全部持ってる。強さ、カッコよさ、美しさに加えて可愛らしさまで持ち合わせる。これは強い。

 

バンド版も、アコースティック版も、どちらもこれ以上なく素敵なので、ぜひ聴いてみて欲しい。

どうもしっぽだ。

どんどん寒くなり、気温の低下はとどまるところを知らない。寒い寒いと言いながらも、しっぽは季節で冬が一番好きだ。家に帰ったときの冬のにおいがたまらなく好きだ。いつの間にか白くなる息から季節の移ろいを知るのも好きだ。

などとほざいたのだが、冬が好きな理由の一つに、冬になると美男美女が急増する、ということがある。風情のかけらもない(?)が、賛成してくれる人は多いと、信じている。

着込んでいる男子は美男になる。冬は英国風なファッションで身を包む男子が多い。自分はファッジ買うぐらい英国風なファッションが好きだから、(うわっ、おっしゃれ〜)(うわっ、好み〜)と思うイケメンが急激に増える。ありがたい。重めの色でもいいから、かっちりとしたスタイルがいいな。

着込んでる女子は美女になる。色使いもシルエットも、バリエーション豊富なレディースファッションの中でも、冬は特にその傾向が強いように思われる。長いスカートに差し色になるようなビビッドな色のスパッツを履いているスタイルは素敵だし、うっすいタイツだっていい。厚手の大きなコートに着られているようなスタイルも冬ならではで魅力的だ。何よりも、巻いたマフラーによって短めな髪が少し浮いているところがめちゃくちゃいい。美女パートの方がいくらか力が入っているが。

そんなこんなで、もう少し寒くなっても悪くはないかな、と思うしっぽだった。

レコードのアイデア

どうも「明けましておめでとうございます」のタイミングをすっかり逃したしっぽだ。

 

レコードが廃れCDの時代を経た今、当時と変わらないレコード大賞が年末に発表、放送されるのは面白いことだと思う。まして、今レコードが再注目されているともなると、一周回って最先端となる。ストレートな名前が功を奏したのか。

 

さて、日本というガラパゴスにおいて、当然のように存在し、多くの人が利用するCDショップ、これが海外だと絶滅の危機に瀕しているというのは有名な話だ。今、海外では、音楽をダウンロードやストリーミングで聴くのがが主流で、CDなんか過去の遺物、CDで音楽聴くなんてどこの田舎娘だよ状態である。そんな中お洒落なお洋服屋さんのレジ横に並ぶ大きなレコード盤は、ファッションの一部という側面を強めながらも注目を集め、売り上げは二倍にもなるらしい。これは全部人づてに聞いた話である。真偽のほどはどうか分からんが、火の無いところに煙はたたない、そういうことだ。

 

そのレコードについて、とても面白いシステムが用いられている。レコードを買うと、ネット上でダウンロードするためのコードがついてくるのだ。レコードを買うだけで無条件で、パソコンなんかを使うことなくスマホでも素敵な曲を聴けるという、まあ素晴らしいシステムである。個人でのデータ化するのが難しいレコードの難点をクリアした良い方法だ。

日本にも取り入れてほしいこのシステム、音楽以上に使ってほしいジャンルがある。

 

それが出版業界である。

本が本棚に並ぶ姿に魅力を感じて紙の本を購入する人、多いと思う。実際、背丈が揃った本が本棚にビッシリと並ぶ様子は、本の内容だけでなく、読んでたその頃の心境まで思い出させてくれる。暇な時(実際は作業に行き詰まった時が多いが)本棚の前に立って、昔読んだ本を何となく手に取って、何となく頁をめくるというのも、紙ならではの体験である。

しかしその一方で、暮らしの中でいつでも本を持ち歩くというのはスマートでは無い。決して軽いモノでは無いし、ハードカバーだとアホみたいにかさばるし、何より下手に持ち歩くと本が痛む。後々本棚の中でコレクションになるにあたって、大きな傷は大敵である。

そこで、本の値段に何%かの利益を上乗せした上でダウンロードコードを同封した形式で本を売り出してほしいのだ。出版関係の仕事に携わったことは一切ないので噂に過ぎないが、今の電子書籍というのは随分中間マージンでウハウハしているらしい。必然的に作家さんへ入る収入も減るだろう(電子書籍を管理・販売している側に吸い取られるから)。そう考えると、多少高くても素敵なコレクションと効率性が同時に手に入り、その上大好きな作家さんにも還元されやすい「本+コード」の形式は十分に魅力的だと思う。

正直どの程度価格が上乗せされるか分からないが、自分としては「600円の小説が1000円になる、その代わりにネットでダウンロードできて、電子書籍としても読めます」といった提案はとっても素敵。もうちょい高くなっても、価格が倍にならなけれ今より安くなってる訳だし、需要はある程度あるんじゃないかな。もちろん今まで通りの形態でも売るけれど、別バージョンとしての提案。

 

潤沢な資金を持つ平安貴族が衣食住を保証して書かせた作品が何百年経った今もなおこの国を代表するような作品として読まれている事実を考えると、人気や実力に見合った経済的な安定は執筆に必要だろう。ということで、このシステムどうだろうか。目先の利益を考えるとそれは損だが、電子書籍に奪われていた分の利益を取り戻す可能性や、作家さんの支持を得られる可能性を秘めていると考えると、全くもってダメなアイデアではないと思う、そんなしっぽだった。この記事クソつまらないな、誤字脱字チェックしてて思ったけど、まあ上げる。

7ミリ

yonawoのアナログ盤を買ってしまった。視聴環境が揃っておらず、まずはレコードプレイヤーを買わなければならない状況だが、yonawoを毎日帰り道で聴くようになってからというもの、初めて買うレコードはyonawoがいいな、と思っていたから、レコード1500円に対して送料が800円以上しようと、後悔はない。もう財布の底が見えてしまったけれど、後悔はない。

質問箱

どうもしっぽだ。質問箱に寄せられた質問は100を超え、だんだんと感覚が掴めてきた頃だ。

質問に答えるのは、とても、楽しい。テンプレ的な質問は運営さんから送られてきたものかもしれないが、ユニークな質問も多く、質問者の私生活や思考が垣間見える時もあったり、自分を見つめ直すきっかけにもなったりと、まあ楽しい。

自分の若い頃の感性を備忘録的に記そうと思って始めたブログだったので、今まではかなり一方通行的であったが、質問箱はその逆、双方向的である。それもまた、楽しさの要因の一つだろう。ネットの近くない距離感を保ちながら、双方向的な交流ができるのは心地いい。

これからもしばらくは質問箱を続けるだろうから、ふと気になったこと、悩んでいること、暇つぶしになる質問、「他人」であるしっぽに何でも聞いてもらえたら、と思う。大した回答ではないが、それなりに真面目に答えさせていただこう、そう決めているから。

以上しっぽでした。