虎になって

虎になっていきる、虎になって眠る

ワンピースマン

どうも再びのしっぽだ。

書けそうな気がした。(どストレート)

 

皆さんワンピース、知っているだろうか。今や国民的漫画となったこの作品、ゴムゴムの実を食べ全身ゴム人間になったルフィが海賊王を目指して仲間と冒険する話だ。極めて洗練されたあらすじである。

そんなワンピースもアニメ放送20周年を迎え(連載は22年目?)、それを記念して、今年は映画をやってみたりグッズ展開してみたり、と盛り上がっている年なのだが、そのなかでも一際目を引くのがタイトルにある通り「ワンピースマン」である(嘘を言え)。

ビックリマンとのコラボなのだが、「ワンピースマン超新星編」「ワンピースマン新世界編」の2シリーズを経ての「ワンピースマン20th」である。うぇい。本当の事を言うと今回初めてワンピースマンというものを買ったのだが、さも前作も買っていたような口ぶりで紹介してみた。うぇい。

今回「ワンピースマン20th」を買い漁っている話をするのだが、そこに至るまでの経緯を話そう。

ずばり

いい大人の友人が自慢してきたから

だ。

今回20周年ということで、思い出を振り返る「vsシール」というのがあって、「近海の主vsルフィ」「道化のバギーvsルフィ」みたいな感じで、シールに幼かった頃の思い出が閉じ込められているのを見て、あ、いいね、と思ってしまったのだ。「ルッチvsルフィ」が無いのが残念だが、「サー・クロコダイルvsルフィ」が魅力的だったのでまずは、と5個買ってみた。

開ける時、側面のギザギザからべりっと割くのではなく、丁寧にポテチを開けるように側面の口を開いて、中を見ずにウエハースを取り出し味わう、その後シールを確認するのがしっぽ流である。ボロボロするのでゴミ箱を抱えるのもお忘れなく。

買った5袋を開けても、お目当てのvsシールはなかなか出ず、「ゾロクライスト」が出たぐらいだった。その後も買うが、テゾーロと戦うシール、バレット(今回の映画のボスキャラ?)と戦うシール、ナミ、が被り始め、イマイチか、と思った矢先、「エースロココ&サボロココ」という明らかなコラボシールが出て、ネットで調べると千円近い価格で取引されていて、あらびっくり、目当てでないものの一番レアなのがでたようだ。

その後、19袋目、遂に「サー・クロコダイルvsルフィ」が出た。が、「おっ」ぐらいのリアクションで、「まあコンプまでまだまだだからなぁ」と呟くしっぽが独り。目的が変わっていたことにこの時気がついた。

この辺で「あれ、いい大人に触発されて、いい大人がワンピースマン買い漁ってる、しかも目当てのシール出たのにまだ買おうとしてないか?」と少し現実に戻った気がしたが、次のウエハースをモソモソと食べているうちには忘れている。うまい。ビックリマンチョコ全盛期にこれが捨てられていたとか聞くと、いや感覚狂ってんなとか思わされる。話を逸らして現実から逃げ、また買い物カゴにワンピースマン。

結局合計20個買って、16種/24種、といった感じ。まずまずなのだが、vsシールについては、6種/11種と微妙な戦績である。「ゼットvsルフィ」「金獅子のシキvsルフィ」「道化のバギーvsルフィ」の3種、これはそこそこ狙っていたから、まだ買うことになるだろう。次で最後にするけど。多分。

いやそれでも「アーロンvsルフィ」のゴムゴムの斧とか、「サー・クロコダイルvsルフィ」のゴムゴムの暴風雨とか、決まり手のシーンをシールにしてるところが胸熱というか、懐かしさを掻き立てる。潜んでいた収集癖が垣間見えた、そんなワンピースマンと、まだまだ子どもなしっぽであった。