虎になって

虎になっていきる、虎になって眠る

こむら返り

どうもしっぽだ。

皆さんは「こむら返り」という現象を知っているだろうか。激しい運動の後や、睡眠中に起こりやすいイメージがあるが、筋肉がギュッと縮んで痛い、「ふくらはぎをつる」現象だ。

 

しっぽもこむら返りの経験者であるのだが、初めて経験したのは高3のはじめ頃だった気がする。当時こむら返りについての予備知識が、足がどうにかする、程度のものだったのだが、いざなってみると、「うわっ、痛い痛い痛い痛い、ふくらはぎの筋肉ひっくり返ってるわこれこむら返りだ」と、体験して即、語彙にあったコムラガエリと結びつくほどに、そのまんま、こむら返りだった。自分のふくらはぎを見ると脛と反対方向に盛り上がるアーチを描いていると思うのだが、それが脛側にベコっとひっくり返った感覚、プラスチックの下敷きでアーチを作ったとき、アーチのてっぺんを押すとベコって反対側に反り返るのと全く同じ感覚だった。こんなにベストなネーミングがあっただろうか、と大変感動したものだ。

そんな感動を与えてくれるこむら返りにも、なんと欠点があり、それが猛烈に痛いと言うことだ。完治までに2日もかかった。痛みがじんわりと残るのだ。当然その日の夜は3時から眠れず、翌日は偏頭痛に襲われ、早退したのを覚えている。こむら返り許すまじ。

 

そんなこむら返りについ先日襲われたしっぽだったが、なんとそのこむら返りに勝つ強者の存在に気づいた。それは

 

眠気

 

だった。5時頃、ベッドの上に少し意識が戻って来たとき、「あ、こむら返るぞ、あー来る来る」と思わせる鈍い痛みが走り、そう思う頃にはビキっとこむら返った。

「ふっ、痛っ、痛いな〜痛い、いた、い、い、いた、、、、、、眠いな」

次気が付いたときにはもう朝だった。ふくらはぎには鈍い痛みが残っていたものの、眠気の完全勝利であった。

いや本当にこれだけの話、ごめんなさい。

 

なんか気が向いたら「こむら返り」と同じパターンの、ドンピシャネーミングの話でもしたいです。しっぽでした。